売り手買い手ともに導入が簡単なシステムqrコード決済、「pixiv PAY」の取組み。

https://pay.pixiv.net/より引用。

わたしは常々我が国ではなぜ「qrコード決済」が発展しないのか、不思議に思っていた。もちろんこれには現金主義が大きな影響を及ぼしているはずだ。

だが若い人たちにはキャッシュレスな下地ができつつある。そしてキャッシュレスに大切な主役は「買い手」だけでなく、「売り手」も含まれる。何せ売り手側にその受け入れ態勢が整っていなければ、いくら買い手が電子マネーや非接触決済あるいはクレジットカードで払いたいと思っても無理だからだ。

そこで使うことが検討されやすいのはqrコード決済だ。その機能が備わったアプリを使えば、売り手も買い手もスマートフォン一つ(二つ?)で決済が終了する。もちろんキャッシュレスでだ。このような仕組みに飛びつくのはやはり若い人たちだろう。

そのqr決済アプリの一つとして割と華々しく出てきたのが「pixiv PAY」である。

では実際の使い心地はどうなのだろうか? その試金石ともなりうるイベントが開催された。「pixiv PAY」決済限定即売会、その名も「pixiv MARKET」ある。

売買決済システムの条件はもちろんこうなる。

支払い方法は、同社が提供する対面決済アプリ「pixiv PAY」(iOSAndroid、ダウンロード無料)のみ。売り手(出展者)も買い手(購入者)もこのアプリを利用する。事前にpixivアカウントとクレジットカードを登録しておく。

記者が出展者に使用感を聞いてみたところ「小銭を持ち歩かなくていいので楽」「お釣りの計算をしなくて済むのでありがたい」といった声が上がった。

ある出展者は「キャッシュレス決済に慣れている外国の人だと、金額の間違いがないので(現金よりも)安心すると思う」と話す。また「今まではお釣りの計算が面倒で、原価を考えると1800円を付けたいものでも、1500円にして売ることがあった。pixiv PAYが主流になれば(原価割れなどで)苦しむこともなくなるのでは」とも話してくれた。

この「おつりが面倒なのでわざと低い売値を設定しなければならない」というのは初めて聞いたのだが、小規模な個人販売だとそうなってしまうのだろう。しかし「Pixiv Pay」を使えば、みすみす儲けの機会をつぶすことがなくなるというのは興味深い良い影響だ。

では企画したPixiv側の意図はどのようなものなのだろうか。

ピクシブの重松裕三氏(クリエイター事業部 部長)は「(pixiv PAYのような)アプリを広めるには、多くの人が同時に使っている状況を意図的に作らなければならないと思った」と話す。

これは、Kyashにも言えるのではないだろうか。リアルカードができたのは良いが、正直その流れを見ると2%のキャッシュバックに引かれた(それは悪いことではないが)のと物珍しさにひかれただけという印象を受ける。

これは気のせいではない。Kyash関連のツイートを調べてみたのだが、最初にリアルカードが到着したのと2%のキャッシュバックに言及するだけで、ほとんどの人がその後、使用している話が出てこないのだ。もちろん生活の中で頻繁に使うようになったので、わざわざ触れる必要もないのかもしれない。

しかしtweetといえばつぶやきである。何かあったらつぶやきたいと思うもの。それがない。

ピクシブがpixiv PAYを開発したのは2017年8月だが、今回のイベントでは来場者の多くが初めてpixiv PAYを利用したという。重松氏は「例えば『コミケでpixiv PAYを使ってください』とお願いしても、導入のハードルがある。現金を使いたい人もいるので、なかなか普及するのは難しい。まずは小さなイベントで、全員が使っているという状況を作りたかった」と話す。

Kyashもこれからさらに積極的に策に打って出ないと、カードをばらまいただけ、そしてキャッシュバックが終わったらカードの使用も終了。ということになりかねない。

つまり「Kyashを使わなければならない」という状況を作り出し、これを使うことが便利で、しかもお得であると広く認識させること。そして「強制的にKyash利用するような機会を定期的に提供すること。それが求められている。

そして「お祭り感」がないのもまずい。というのもそれがないファンが生まれず「使い続けたい」と思う人たちが増えないのだ。

会場には、クレジットカードを登録していない人でも、その場で現金をチャージして支払いに使える「ポイントチャージ(入金)」スペースも。ピクシブによれば、チャージ派とクレジットカード派は半々くらいだったそうだ。

支払いに使えるのがスマホアプリのみということで、会場内には充電エリアも設けられた。

残念ながら、今のKyashにはそこまでやらなくても…… という雰囲気が感じられる。もちろん絶賛規模拡大中のため人手やリソースが足りないというのもあるだろうが…… 

https://www.paymentnavi.com/paymentnews/74993.html
JCBQR・バーコード決済サービスの統一規格の策定に着手した理由とは?

さて、このqrコード決済のシステムであるが、今のところ各社規格がばらばらであって共通のものはない。

上記の記事からすると、JCBによるqrコード決済規格の策定はまだ準備であり、未知数なものだ。しかし日本ではあまりなじみのないqrコード決済がこれにより前進することは確実だろう。

JCBが音頭を取ってくれるのであれば、それに乗ろうとする事業者も増えるだろう。なにせ従来のPOS(レジ)の導入には相当のお金がかかる。しかしこのqrコード決済であればスマートフォンで事足りるのだ。その費用効果は絶大だし、個人事業主や、町のお稽古事の先生もそれを使いたいと思うかもしれない。

Kyashもそれに参加しこの機能を持たせられないだろうか? そうすればいわば売り手の使用も増える。

利用者が増えるのは、話題があるうちである。そしてそれはいまである。

KyashがGoogle Payで使えると何が変わるのか?

分かりやすいタイトルとしては「Google PayでKyashが使えると何が変わるのか?」が正しい気もするが、Kyash推進の立場から表題のようにする。

http://news.kyash.co/post/174199508634/20180524googlepay2

既報のとおり2018年の夏からGoogle PayがKyashに対応する。とはいっても日本では「Google Payってなに?」という具合だろうからそこから説明させていただく。

実は一番そこが面倒なのだが…… 

その始まりは「Android Pay」といえるが、その境遇は一言でいえばまったくもって不遇であった。技術的なことを言えばandroidがソフト的にNFCを制御し決済を行えるようにし、各端末製造会社はそれを使えるスマートフォンをハードとして作った。アプリにクレジットカードやデビットカードの情報を入力しておけば、端末がその役割を果たし非接触決済が可能になる。

身もふたもない言い方をすればアメリカ版おサイフケータイなのである。ただし引き出す元は、電子マネーではなくあくまでもクレジットカードである。

これには携帯通信会社も強い関心を持った。当然決済する小売店も興味津々である。Googleは決済にかかわる顧客データが欲しかったが、小売店がそれを嫌った。携帯通信会社も小売店側についた。

この思惑の相違から、Android Payという仕組みはできたものの、携帯通信会社はGoogleがその情報を占有するのをよしとはせず、最終的に「うちんところではAndroid Pay搭載しないから」ということになり、事実上分裂状態になった。またお隣の国ではAndroid端末製造会社が独自の決済システムを積んだスマートフォンを開発した。

Android Payは空中分解した。

そうこうしているうちに商売敵が一挙に攻勢をかけてきた。「Apple Pay」である。

日本に限って言えばGoogleより先手を打ち展開を開始した。しかも日本独自のフェリカを積んで……

ここでGoogleは決済関連のアプリの一本化を図る。実はGoogleでは個人間送金システムとして、すでに「Google ウォレット」というものを開発して運用していたのだが、それをAndroid Payと合わせることにした。

そしてできたのが「Google Pay」である。長かった……

だが日本においてはまたまた不遇な時代が続く。これは関係あるかどうかわからないことなのだがそもそもGoogle本家で言う非接触決済の仕組み(というか規格)は日本のものとは違っていた。日本で主流の非接触決済はFeliCaであって共用はできない。もしかしたらそこら辺の調整が必要だったのかもしれない。

そして始まった日本での「Google Pay」。でもなぜかそこで使えるのは楽天Edyだけであった。いったいどこにその需要があるのか聞いてみたいのだが……

だがとうとう「Google Pay」日の目を見る時が来た。まず楽天Edyに加えて電子マネーnanacoSuicaWAONは使えるようになった。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1123603.html

そしてこれが本命であるのだが、日本で発行されたクレジットカードとデビットカードおよび国際ブランドプリペイドカードを登録できるようになったのである。

http://news.kyash.co/post/174199508634/20180524googlepay2

確かに画期的ではあるのだが、仕様としてはQUICPay経由で使用できるようになるというもので、実はそれはApplePayが先である。Googleとしては後塵を拝した形である。
http://www.quicpay.jp/info/20180525.html

だがそれによりできることがすごい。これは問い合わせてみなければ正確には分からないのであるが、Kyashがバーチャルな状態で実店舗で使えるようになるのではないのだろうか。

スマートフォンで非接触決済ができるのであれば、リアルカードは不要である。つまりフェリカが使えるレジであれば、リアルカードの到着を待たずとも「リアル」に使えるのだ(おそらく)。アプリで登録してすぐコンビニで買い物ができる。

これは本当に大きい。その日が待ち遠しい。
ただし、それができるのはフェリカ対応端末を持っている人に限られる。
そしてわたしはそれを持っていない。実は新しく買ったSIMフリースマートフォンASUS製でおサイフケータイついてないんです。

先を見通して、AQUOS sense lite SH-M05 SIMフリー(おサイフケータイ機能付き)にすればよかった。

 

シャープ AQUOS sense lite SH-M05 (ホワイト)5.0インチ SIMフリースマートフォン SH-M05-W

Kyash投げ銭する↓。

PayPal、OsushiそしてKyash

投げ銭とは少し硬めの言葉で言えば「個人間送金」ということになる。ただこれではニュアンス的には正確ではないだろう。匿名で、そして本人確認を要することがない送金という言葉が適切だろう。実際、ストリートミュージシャンにお金を渡すのに「わたしの身元はこれです、そしてあなたの身元を明らかにするものを見せてください」などと言わなくても、それが完結してしまう。

ではこれを仕事として仲介しようとするとどうなるか。これは「資金移動業」と呼ばれるものだ。

「Osushi」騒動にみる個人間送金・割り勘サービスの法律

こちらの記事を読むと、「資金移動業」の資格を得るためのハードルが非常に高いことがわかる。少なくても、素人が思い立って「これで起業しよう」などというのは不可能だといえる。ここでユーザーに求められる大切なことがある。それは「本人確認」という作業だ。これを覚えておいていただきたい。

これらに関することでわたしが印象に残っている出来事がある。

1つ目はペイパル個人間送金事業断念事案。

PayPalが国内の個人間送金を一時停止、「資金決済法」施行に伴い

それについてはこの記事が詳しい。結論から言うと「資金決済法」施行にともない、「資金移動業者」として認められるまでその取引を停止するというものだ(現在ではその資格を得てPayPal.Meとしてサービスを行っており送金は可能になっている)。

これ以降、個人間の現金のやり取りを仲介するためには本人確認が必須になった。こうなると「気軽にどこかのだれかに匿名でお金を渡す」ということができなくなってしまった。

余談であるが、技術が進歩するにしたがって、データを正確に、しかも速やかに、かつそれらを小型端末でやり取りすることが可能になった。こうなるとどうなるか? スマートフォンが「これから発展することが見込まれる国」において多くの人の手に渡るにつれて、それをつかって積極的に個人間送金がなされるようになった。国や地方の組織は信用ならない。そして銀行に口座などを持っていない。これまでは遠隔地には(例えば出稼ぎなど)郵便で現金を送るしかできなかったが、スマートフォンでURLを介して、あるいはqrコードを介して簡単に送金できるようになった。

これも余談であるが、自国通貨の価値がどんどん下がっているベネズエラでは街の買い物などで決済アプリを使うことが流行っているのだそうだ。おそらくドルを使っているのだろうが、それらを手持ちで使うのではなくスマートフォンそしてアプリだけで完結して使うのである。お金はアプリにチャージする。そうすれば現金を持ち歩かなくてもよいし、わざわざ銀行口座を持たなくてもよい。受け取るお店の人も強盗に入られる心配もないし安心である。

 さて本題に戻る。次の出来事は最初にも出てきたOsushi事案である。

投げ銭サービス「Osushi」大炎上の理由

こちらの記事に詳しいが、最初に技術的な問題が指摘され、続いて法的な事柄が問題となった。つまり匿名でだれにでもお金を寄付するというシステムが「資金決済法」に触れるのではないかという点である。

お寿司を送れるということになっているが、実際に送れるのは「お金」である。

投げ銭サービス「Osushi」が再始動 お寿司の“現金化”は不可能に

結局、そこらへんが本当に問題になったのかどうかは不明であるが、上記の記事によると「現金化」は不可になったようである。

ちなみにわたしが勝手にライバル視しているLINE Payは「資金移動業者」として運用しているため、現金をやり取りするのに問題はない。また現金の出金も可能である。なので本人確認(ここでは銀行口座の紐づけ)が必要である。

なんでそこまで本人確認にこだわるというと、マネーロンダリングに使われる恐れがあるからである。おっかないお兄さんが身分を隠して、アプリを使って不特定多数の人間からお金を巻き上げて、それをじゃんじゃん引き出して豪遊なんてことになったら大変である。

そこで彗星ごとく現れたKyashである。ようやくここまで来れた。

Kyashは個人間送金アプリとなっているが、これまで書いてきた事情のため仕組みとしてはチャージ→「(国際ブランドプリペイドカード)Visaのポイントに変更」→そのポイントを受け取る→そのポイントをVisaポイントとして加盟店やネットショップなどで利用できる。という位置づけで何とか「現金(かなぁ?)送金」を可能にしたのである。

一度Visaポイントに変更したものは現金化ができない(この制限を課している法規がわからなかった)。

だが、その犠牲の上に得られた貴重なものがある。それは「匿名での個人間送金(相当額)」と「本人確認が無用」であるということ。逆に考えると送り先の本人確認もいらないということである。これを大切にしたい。なんと気軽に投げ銭をすることができるシステムではないか。

めんどくさいアプリはだれも使わない。仮にわたしが誰かにお金を渡したいと思って「Kyashアプリをインストールしてもらえませんか?」とお願いしたとしよう。必要なのは携帯電話の認証とアプリでの名前の設定だけ。お願いした相手の「本人確認」もいらない。レシートを印刷したり、銀行口座を入力することなど必要ない。

ぜひその特徴を生かして、好きな絵描きさんや小説家さん、ブロガー(古い)や、共感できるつぶやきをするTwitter上のあの人にKyashを使って惜しみなく投げ銭をしていただきたい。

ちなみに、上記の仕組みを法的な言葉で示すと「前払式支払手段」となる。いわゆるチャージ式(前払い)プリペイドカードのことである。この前払式支払手段についても資金決済法で規制されており、前払い式にすれば何でもやり放題とはならない。

LINEゲームのアイテムに資金決済法適用!?資金決済法の「前払式支払手段」とは

ともかく、わたし自身がキャッシュレス人間なので、何の問題もない。例えばKyashに間違って1万円チャージしても、それを国際ブランドプリペイドカードとして使用するのでむしろ好都合なのである。

早く使いたいので、リアルカードの発行を早くしてください。

Kyash投げ銭する↓。

トレードやFXの参考書としてお勧めする3冊。

ビットコインFXを始めたのが2018年の1月。いまだ投資なのか投機なのか識者の間でもはっきりしないが、それでも確かに参加者は増えていると感じられる。

わたしは最初現物のみを扱っていたのだが、始めた当初から値段が下落を始め、とうとう今まで続いた連日上昇という状態が終わってしまっていた。つまり保有しているだけで爆益という状況ではなくなっていたのだ。

しかも日本円で1BTCが約80万もしていることから見て、もはや高止まり状態であるとしか言えず、これからさらに上昇を期待するのは無理な話であった。

そこで目を付けたのがBITMEXにおいてのビットコインFXである。

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これで少額でも利益を得ることができる…… はずであったがなかなかうまくいかなかった。

最初(というか今でもなのだが)高いレバレッジをかけては強制清算ばかりという状態で、「ほんとにこれで儲けられるのか?」と疑心暗鬼に陥ってしまった。しかしTwitterなどを見ると毎日コンスタンスに利益を上げている人たちは確実にいる。だから方法さえ(後述するが心理的なことも含まれる)間違えなければ利益は上がるはずである。

そこで取り掛かったのは「投資に関する参考書を読む」ことで知識を得ることであった。

これは余談であるがこれらの本は一般書に比べてかなり高額である。わたしはこれは先行投資として納得させたが、誰でもガンガン買えるわけではないと思う。それで3冊厳選したので参考にしていただきたい。

1冊目。

デイトレード

この本は多くのサイトでも紹介されている。わたしもそうされるだけの内容の濃い本であると思う。

最初に言っておくがこの本は「技術書」ではない。「デイトレーダーとしての気構え」を示したものである。そこを間違えると「どうすれば儲けられるのか、その方法が知りたいんだ!」とこの本を投げつけてしまいたくなるので注意が必要だ。

帯には「勝者は希望を売り、敗者は希望を買う」とある。これがなかなか深くて難しい言葉なのである。「これはいったいどういう意味なのだろう」と考え込んだ時期があったのだが、2,3か月後にようやく理解できるようになった。

この本は、実際に取引所でお金を使って試行錯誤しながら読み進めるものだろう。最初は分からない文章も徐々にわかるようになってくる。そうなったときにはじめてこの本から益が得られるだろう。わたしが買ったときには電子版はなかったのだが今は提供されている。

2冊目。

高勝率トレード学のススメ (ウィザードブックシリーズ)

こちらはテクニカルと心構えがちょうど半分ぐらいの内容となっている。わたしとしては前述の「デイトレード」よりその心構えの内容がわかりやすかった。心構えについてはデイトレードより、さらに踏み込んだものとなっており「そこまでやるのか」という気持ちにさせられた。だがそこまでしないと極められないのだ。

テクニカルについてはその情報が若干古い(というか今でも使われてはいるが)。

この本のちょっと面倒なところは「テクニカル」と「心構え」が交互に出てきて、どちらかを知りたいと思うとページを開いていちいち探さないといけない点である。できれば「テクニカル」を前半に、「心構え」を後半にという具合に2つにはっきりと分けでほしかった。なので、わたしは自分が大切だと思ったページには付箋を貼りまくっている。

構成に難はあるものの、「心構え」としてはデイトレードよりも中身が濃いのでわたしはこちらのほうをよく読み直している。

 3冊目。

矢口新の短期トレード教室 ──転換点を見極め、利益を残す方法を学ぶ (Modern Alchemists Series)

ここでようやく日本人筆者の登場である。この本は前述の「高確率トレードのすすめ」より、テクニカルの説明に重きが置かれている。テクニカル指標にはどんなものがあって、それらをどう見るべきかについて詳細に説明されている。

そして最後のほうに心得が載っている。

この本をお勧めするのは日本人に向けて書かれているという点だ。

前述の2冊はアメリカ人の書いたもので、しかもその内容が抽象的で概念的な文章ばかりである。心構えなのでそれはしょうがないのであるが、日本人にはなじみのないたとえや聖書的な教えなどが含まれており、それでなくても難解な部分が多いのに読み進めるのに難渋してしまう。

聖杯(ホーリーグレイルとかいうが聖書では出てこない)、サマリア人、愛、罪などというなじみのない言葉がポンポン出てくる。

それらの難しさをさし引いても、前述の2冊を読むことのほうが現実的に役に立つのは確かである。しかしいかんせんとっつきにくいところが多いのも事実である。

値段的にも、まずは「短期トレード教室」から読み進めたほうがよいかもしれない。

最後にスキャルピングについての参考書も紹介しよう。

最強のFX 1分足スキャルピング

わたしのトレードのスパンとしてはデイトレードなのであるが、スキャルピングも試したいと思って購入した。

スキャルピングに適した(筆者がおすすめする)テクニカル指標は何か。そしてそれをどう使うのか。大損を出さないためにはどうしたらよいか。具体的な方法が書かれている。

この失敗しない方法についてはデイトレードでも活用できる。

実はどの本よりも一番技術的に詳しくしかも初心者にもわかるように書かれている。いったいどのタイミングで買い、売るのか。どのようにすれば損を減らせるのかのアドバイスは、一番わかりやすい。

トレードについて、何から始めたらよいかわからないという場合はこれから読み始めるとよいかもしれない。

以上4冊を紹介した。

正直どれが一番良いとは言えない。なぜならどの本にも良い箇所があり甲乙つけがたいからだ。もちろん「こんな話役立つのか?」という内容もあるが、それは勉強として、いろんな本を読み続けるしかない。

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Kyash投げ銭する↓。

投げ銭的な使い方もできる匿名送金アプリ「Kyash」

https://kyash.co/
お得、匿名、便利、な送金システムが登場した。

本来これは「国際ブランド(クレジット)プリペイドカード」の役目を果たすアプリである。いわゆる「前払い(チャージ式)バーチャルカード」といわれるものだ。

はじめに言っておくがこれはすべての手数料が無料である。繰り返すが「無料」である。発行手数料も、年会費も無料。

そしてすごいのは「本人確認手続き無し(ただし登録のさいには携帯電話認証が必要)」で「年齢制限なし」というところであろう(ただし未成年者は親の同意が必要)。

さらにキャッシュバックが2%であるということが魅力としてあげられる。これは非常に大きい。何せほかの同種のカードは0.5%だからだ。

基本的な使い方としてはアプリをインストールし、メールアドレスを登録し携帯電話番号で認証すれば準備が完了する。

この段階で、バーチャルカードの発行手続きを行えば即座にクレジットカードと同じような働きをする16桁の番号が割り振られる。

なお、後述のリアルカードについてであるが、それを発行してもらいたいと思う場合は、バーチャルカードの発行はせずにスキップして登録手続きだけを済ますこともできる。というのも、最初にバーチャルカードを発行してカード番号を割り振られても、あとでリアルカードが手元に郵送されたときに「すでに発行された番号」は廃止になるからだ。もっとも、番号が変わるだけであって「Kyash」上の自分の資産(チャージ分)は変わらないので、実質的な変更はない。

そして、クレジットカード(国際ブランドデビットカード)から、あるいはコンビニで、あるいは銀行口座からチャージすることができるのであるが、これも「無料」である。

ほかのものだとコンビニでカードを買うと数%手数料を取られるものだが、これにはそれがない。100%資金を無駄なく利用できる。

またこの国際ブランドプリペイドカードのチャージであるが、ほかはたいてい手数料がかかる。だがこれも「無料」である。

さらに2018年6月7日にリアルカードの発行も開始された。これで街中のお店でも使えるまさに全方位隙間なしのカードになった。もちろんリアルカード発行の手数料も無料である。

ちなみにわたしのKyash IDは「hantyo」である。

あるところに、わたしにお金を出したいと考えている人がいたとしよう。通常であれば口座振り込みか現金書留で送るしかない。その場合、送金したい人はわたしに「身バレ」してしまう。わたしも本名か住所を明らかにしなければ受け取れない。

だが、Kyashを導入すれば無料で簡単に送金できる。あなたはKyashでhantyoを検索してそこで必要額を送金すれば完了である。そしてあなたのKyash IDも匿名で登録できることに注目してほしい。そしてわたしも自分の素性を明らかにしなくても受け取れるのだ。

つまりわたしは「いったい誰が投げ銭してくれたのか」という点がわからないというわけだ。

ちなみに、Kyashでは身元を表す名前の登録に関して「本名」と「ユーザー名」と「Kyash ID」がある。ここで他人に公開されるのは「ユーザー名」と「Kyash ID」であり「本名」は公開されない。そして「ユーザー名」と「Kyash ID」はいつでも好きなものに変更できる(ただしほかの人が使っていない場合)。

なので……

本名 田所雄二(本当の名前)

ユーザー名 黒須瞬(ペンネーム)

Kyash ID black(Kyash ID用)

などと使い分けることも可能だ。

もともとのこれの使い方は割り勘でお金を集めるためなどを想定しているためもちろん全部本名でも構わない。

最後になるが、一つだけこのアプリでできないことがある。それは送金されたお金の現金化である。つまりこのカードを使ってやり取りしたお金は、ATMなどで引き出すことはできない。

「それじゃ送金じゃないだろ!」という声も上がりそうだが、法律の関係で難しいようだ。ただ、受け取った相当額をVisaカード払いとしてネットやリアルで利用できるので、そこは「ギフト用」「プレゼント用」として割り切って使うしかないだろう。

創作活動を行っている人を応援したいと思っている人たちに広がってほしいと考えている。

そして、テストを兼ねてだれかわたしにお金を送ってください。

Kyash投げ銭する↓。

速攻でビットコイン(仮想通貨)を入手する方法

いやー、仮想通貨買いたいんだけどね、取引所からの本人確認はがきが全然送られてこないんだよね。その間にも狙ってた通貨が値上がりを続けている……

早く何とかしないと…… 全く穏やかじゃないんですよ心が!! 

そんな中、「身元確認が取れたので入金して取引してください」と真っ先に連絡が来たのがここ! なんと登録した次の日にである。

簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck

ただ、これはあくまでも取引所が身分を確認したということで、まだ住所確認のはがきは来ていない。しかし入金と売り買いはできるようになる。

この状態ではまだ出金はできないが、値上がりを期待しているわけだからすぐに現金化する必要もないだろう。

手数料は若干高いんですけどね、ただ暴騰している仮想通貨の取引だとすぐにそれの元が取れる。

こういう煽るようなことを言いたくはないんだけど、すでに資産はつぎ込んだお金より高くなっている。少なくとも手数料分は0になった。

気になっている仮想通貨はコインチェックでとりあえず入手して、優先度が低いものは手数料がもっと安いほかの取引所の登録ができるのを待つのが今のところ最善だ。

エストニアの旧ドイツ軍を描いた作品「1944 独ソ エストニア戦線」


1944 独ソ・エストニア戦線(字幕版)

これがなかなか迫力あるんですよ。

最近の「戦闘系映画」と来たら「手持ちカメラでぐらぐら撮り」ばかり。揺らせばいいってもんじゃないよ。だけどこの「1944 独ソ エストニア戦線」は「適度な揺らし方」で見やすいながらも、緊迫感あふれる戦闘シーンに仕上げている。