プロジェクト・リスク・マネジメント研修ビデオとしてみる「アイマス劇場版」

ナレーター:天海春香さんは765プロに所属する中堅アイドルです。毎日忙しく業務をこなしていましたが、ある日事務所に来るようプロデューサから指示を受けます。事務所には所属するほかのアイドルも集合しています。社長から特命がくだされます。

社長:皆さんには次のステップに進んでもらいたい。

プロデューサー:アリーナライブが決定したんだ!

ナレーター:プロデューサーは嬉しそうです。しかしこの事業は事務所にとってこれまでにない最大の規模です。そのため研修が行われることが決められました。さらに業務拡大のためバックダンサーがつくことも伝えられました。バックダンサーはアイドル候補生という立場でありまだ業務経験がありません。それでプロデューサーから、ほかのアイドルとともにバックダンサーを指導をするように協力が求められました。ただし、天海さんを始めほかのアイドルたちも、このバックダンサーが一体誰なのかどんな人物かについてなにも知りません。

プロデューサー:いろいろと考えたんだが春香、お前にリーダーを任せたいと思うんだ。

ナレーター:ここで突然、天海さんがリーダーになるようにとの命令を受けました。 本来であれば、リーダー役にはすでに今回の事業についての説明があってしかるべきでしたが、事務所はそれを怠りなんの説明もないまま「業務命令とリーダーの選任」がなされました。これについて天海さんは、まず業務内容の詳細とバックダンサーのプロフィール等の情報を求めてプロデューサー等の上司との個別の打ち合わせをまずするべきでした。ところが、周りから質問や意見、リーダー指名のについての反対もなかったため……

天海:はい、リーダー頑張ります!

ナレーター:即決で引き受けてしまいます。

プロデューサー:みんなで力を合わせて成功させよう!

ナレーター:この段階になっても上司からは曖昧な指示しか出ていません。

天海:わたしがリーダー…… ついにアリーナでライブができるんだ!

ナレーター:天海さんは、リーダーの務めについて深く考えるよりも、まず最終目標についてに意識が向いてしまったようです。果たしてこのプロジェクトは成功するのでしょうか。引き続きビデオをご覧ください。