映画「天空の蜂」(あえて)120点
あのね、この映画の方向性を見誤っちゃいけない。
この映画のジャンル分けをあえてするなら「パニック群像劇」。
このジャンルの特徴は何かといえば、なんといっても人ではなくてそのバックグラウンドである。
新幹線大爆破で言えば「新幹線と新幹線司令室のCTC表示板と国鉄マンと警察官たち」
大空港(映画)で言えば「ボーイング747と救助にあたる人達」である。
天空の蜂で言えば「新陽とベル412そして警察車両と警察官」である。
映画のパニックであれば大きければ大きいほどいいから、なるべく一つの画面に大勢の人たちが写るシーンがあればなおよし。
新陽と錦重工業の中や周りはそうであった。
警察官とパトカーもいっぱいだよ。特にパトカー集めるの大変そうだ。なにせ設定年代が1995年だから。懐かしい車が見れたのも嬉しい。パジェロ! デリカ!!
こういう状況で、人々がわあわあ言ってるのを楽しむのが本作のたしなみ方だ。