医療・健康情報を見るときは「日付」に気をつけろ!!

上記のエントリーをまとめる際気づいたのだが、あるサイトにはそれをアップした「日付」が記載されていない。

参考にしたサイトの一部であるが、どちらも掲載した日付が書いていない。一体いつの情報を元に作ったものかがわからない。

一方正確に記しているものもある。

こちらは「炭水化物や脂質は、体内で代謝されると二酸化炭素と水に分解されますが、タンパク質は血液中に窒素化合物などの老廃物が残るので、とり過ぎると腎臓に負担をかけます。」と記しているが、その記事の日付として「更新日:2009年09月01日(公開日:2007年11月22日)」としている。

この記事を書いた方は引き続き腎臓病に関しての記事を書いている。

こちらでは「腎臓病の人が摂取しすぎるとたんぱく質から作られる老廃物を上手く排出できないので、量を調整する必要があります。以前は厳しいたんぱく質制限が行われていたようですが、最近では取り過ぎはよくないけれでも、足りなくても病気になったり体調を崩しやすいと考えられています」となっており、若干ニュアンスが異なる文章になっている。記事の日付は「更新日:2014年03月16日」となっている。

そして、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書では「たんぱく質の由来により、心血管危険因子に対するアウトカムや、死亡率に大きな差が見られる。しかし、一致した見解は得られていない」と記載されている。

このように記事の新鮮度に注意しながら情報は読み解かなければならない。