サブ、怒りの激走「馬鹿が戦車でやって来る」

あの頃映画 「馬鹿が戦車でやって来る」 [DVD]

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いじめられる側だった自分からすると、共感してしまうところもあり涙が出そうになった。

サブ一家は、村で仲間はずれにされ、ことあるごとに嘲笑されている。

村の人間は、サブのことを悪く言ったりすることにためらいがない。

駐在警察官はいるが、大して役に立たない。

サブがタンクで暴れまわっているとき、村人は「悪いのはあの人だ」と言って、誰も誠実には反省したり謝罪しようとはしない(終盤に差し掛かって詫びを入れるような描写はあるが、それはサブを怒らせないための芝居であった)。

サブには最後まで救いがなかった。これが現実か。

そういえば少し前に、嫌がらせを受けていた(これについては諸説あり)男性が近所の人を殺した事件が実際にあったな。