Nexus5Xに立ちはだかるiPhoneSE

このタイミングで何かしらのサイズのiPhoneが出るのはわかっていたが4インチとは……

こうなってくると問題になるのは値段だが……

iPhone SE(16Gバイト)の価格は399ドル。現在の換算レートで言えば、4万5000円~4万6000円、高くとも5万円を切る価格設定が期待されるところだが、日本では5万2800円(税別)という価格が付けられた。

なんとも微妙な価格だねぇ……

Apple製品としては安いほうだと思うけど、androidLTEスマートフォンが1万円台からあることからすると、かなり高い。

ただiPhoneにはandroidにはない特徴がある。それは日米両携帯会社の周波数帯にもれなく対応しており、かつ技適を通しているというところだ。

技適が通っている端末で、androidではその条件を満たしているものはない。

androidでその条件に一番近いのはNexus5Xであるが、グローバル版のものはT-mobileのBand12に対応していないので除外しなければなるまい。個人的には北米向けのH790のように、あとからアップデートして、バンドに対応していただけると嬉しい。

今のところ35,000円程度で手にすることができるようで…… こうしてみるとあんまり値段差も大きくないな。

よって、渡米してスマートフォンを使う可能性が高い人で、日本でも普段使いをしたいと考えるならiPhone一択になる。

もっともアメリカのアンドロイドスマートフォンの値段は安く、50ドルでそこそこのレベルのものが現地で買えてしまうので、どうしても一台だけで済ましたいというこだわりがなければiPhoneにしなくても良いだろう。

SIMの差し替えなどの手間を考えると、別の方がよいかもしれない。