年の差婚についての嫌悪感、もはや人権問題レベル

特に、年上男性と年下女性(かなり若い場合)のときの、女性の嫌悪感がすごい。

しかしちょっとまってほしい。

その嫌悪感、もしかしたら「差別」じゃないの?

近親相姦を想起させるとか、男性が若い女性に対して欲望を滾らせているのではないかとか、動機がほとんど「疑い」レベルでの反応だ。

その男性が若い子をとっかえひっかえしているというならわかるが、一人の女性と添い遂げようとしているのにそのように思うのであれば、それは差別というほかない。

人種差別はしないと標榜しながら、感情的な理由で結婚の多様化を認めないのであればそれは差別だ。

ここで問題とされるのは「差別的な言動をする」ところではなく「心でそう思う」ことである。

あらゆる差別というのは「その人の心」から始まるのである。だから「差別的な考え」を変えていかなければ、根本的な解決にはならない。

黙っているから良いという問題では無いのだ。

現代に生きる我々は、寛容さを示しそのような結婚関係を心から祝福し、冷静に対処するのが良いのではないか。