シン・ゴジラ2回目雑感(ネタバレ有り)

前半のAH-1Sは意外とクライマックス感あり(音楽も良い)。アパッチより精密に描写されている。

特に20mmバルカン砲の挙動が感動的。砲身が回転を始めてから発砲、発砲が終わったあとに、若干の空転があって止まる。細かい。

アパッチの30mmチェーンガンのほうが威力は大きいのだけれども、ギミックとしては20mmバルカン砲が見栄えがする。

防衛相が、武力行使にノリノリなのが? 命令があればやりますという淡々とした態度が普通なんじゃないだろうか? 

防衛相が総理に詰め寄るっていうのはどうなんだろ?

防衛相の「ああっ!!」を確認。思ったより短い。

西郷タバ戦闘団長のテッパチ、88式じゃないよね。形が変だから。

巨災対、立川移転後、尾頭は課長代理に(権限が課長と同じ)。課長は死んだか行方不明?

矢口の前線指揮は、やはり無謀な気がする。

そして作戦の直接指揮まで取るのか? 

いくら特命大臣だからとはいえ、防衛省やその他の省庁に指揮命令を出す権限があるのか不明。せいぜい「協力」止まり程度ではないだろうか? 防衛省と海保みたいに。

そもそも巨災対の扱う分掌としてはあくまでも役所的な書類の話であって、事態が事態だけに内閣が主導的になるはずでは。

事実、冒頭では自衛隊による排除作戦は内閣⇔自衛隊という間でやり取りがなされており少し不自然。

例えば不審船事案だと、やはり内閣(というか首相と官房長官)の意向が大きかったような気がする。

もちろんゴジラ法がそのように規定してれば問題ないし、ゴジラ被害による閣僚の損失で内閣がその体をなさずそのようにせざるを得なかったということもありうる。

結論として「シン・ゴジラ」は面白いです。