サブマシン、祝復活。Windows10クリーンインストール。
もはや死に体となっていたサブマシン。それが復帰した。
といっても回復は叶わず「Windows10の再インストール(クリーンインストール)」というかたちであるが。
ここまでの足取り(手取り?)を記す。
まず正常に動いているマシンで「回復ドライブ」を作成した。これは新しく購入したUSBメモリに導入した。
だが、これでは解決しなかった。それで「MediaCreationTool」を使ってWindows10の再インストールすることにした。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
上記のサイトからツールをダウンロードする。
このツールを使ってWindows10用のインストールメディアを作成した。これをUSBメモリに収納する。
作成したメインマシンはWindows10Homeバージョン1607、OSビルドは14393.187である。
ここで最初のつまづきが。2回作成を行ったが二度とも失敗した。この失敗には思い当たることがあった。作成中に「USBメモリの自動起動をブロックした」との趣旨のポップアップが出た点だ。
これはメインマシンに導入しているウィルス対策ソフトによる表示である。Windows10インストールメディア(以下、「インストールメディア」という)はUSBメモリからの起動が前提であるため、マシンに差し込んだ時点でインストールメディアが自動起動するようになっているようだ。
ただ、USBメモリを差し込んだ際の自動起動はウィルス拡散の方法として有名なため、ほとんどのウィルス対策ソフトではそれをブロックする。
そのため苦肉の策としてわたしは、一時的にウィルス対策ソフトの機能を停止した。そうしたところインストールメディアの作成に成功した。
サブマシンをBIOSで起動し、起動ディスクを「USBメモリ」に設定する。そうしたところ……
うおおお!! サブマシンが立った!!
次にプロダクトキーを入力する画面が出てくるが、ここは「プロダクトキーがありません」をクリックでよい。理由は後述。
あとはこのまま指示通りにすれば…… と安心したがまた問題が。
「Windows10をインストールする場所」を設定する場面が出てきたのだが、その中のどのパーテーションを選んでも「その場所にはWindowsをインストールできません」と出て先に進まなくなってしまった。
調べてみると「すでに設定されているパーテーションのすべて削除する」しか方法がないようである。
ここで少しためらってしまった。これは文字通りに受取れば今あるハードディスク上のデーターをすべて消し去ることを意味する。
まともに起動しないとは言え、一応はロゴらしきものは表示される状態である。もしそれまで出来なくなって完全に沈黙してしまったら、もう素人にはお手上げである。
しかし、どうせ起動しないのだからと全部削除してしまった。そうしたところインストールができるようになった。
ようやく作業が再開されたが、よそ見していた際に再起動がかかり先の「サブマシンが立った」状態に戻った状態で起動してしまった。これではまた繰り返しである。
これも調べてみると「最初の再起動がかかる前にUSBメモリを抜く」という荒療治っぽい方法が必要のようだ。
やむなくもう一度インストール作業を続け、今度は目を離すまいと身構えていると「XX秒後(あまりにも短いので正確な秒数を忘れた)に再起動します」との表示が。
急いでUSBメモリを抜くと、しばらく経ってWindowsのロゴがディスプレイに表示され、インストールが続いているとの表示が出てきた。
最終的に、おなじみの「こんにちは」の表示が出てインストールは完了した。
この作業で私が一番心配したのは「プロダクトキーが要求されるのでは?」というものであったが、杞憂であった。やはり一度Windows10にアップデートしたマシンであれば登録はオンラインで完了しているのだ。2度めのプロダクトキー入力は必要ない。
なお、一連の作業と表示はDELLの以下のサイトで確認できる。