サブマシン、ライセンス認証されていなかった

サブマシンのログイン画面を自動でスキップさせようと設定していたが、どうも様子がおかしい。

スキップできないしアカウントも2つできている。

設定を見てみると、驚いたことにサブマシンはデジタル認証されていなかった。赤い文字で「デジタル認証できませんでした」という趣旨の文字が表示されている。

しかしそこはWindows10、なぜそうなったのかそれを調べるための仕組みもちゃんとできている。

認証の不具合を調べるソフトによると、なんとサブマシンはそもそもWindows10HomeではなくてProだったことが判明した。Windows10では、最初にインストールされたものと同じエディションでないとクリーンインストールしてもプロダクトキーが一致しないのだ。

そういえばクリーンインストールのとき、「Home」と「Pro」のどちらをインストールするか、という分岐点のところでなにも考えずにHomeを選んでいた。

なるほど、「Home」でのアカウントと、「Pro」でのアカウントがそれぞれ存在していたため、2つだったのか。

だけど、そういう事情があるんだったらクリーンインストールのときに教えてくれてもいいんじゃないかと思うのだが。一応インストールが完了して、ひとまず動くようになってから「それはだめです」と言われてもなあ。

ちなみにフリーソフトで調べたところ、最初のプロダクトキーはWindows10インストールメディアを作成した「メインマシン」と同じだった。そりゃ認証通らないはずだ。

引き続き、作業を進めていくと自動的に「Home」から「Pro」へのアップグレードが行われることになった。

何度か再起動を繰り返したのち、無事「Pro」になった。

その後、認証の画面を見てみると「デジタル認証された」との文字が。

一安心である。

それにしても便利になったなあという印象。なにせ指示に従って操作してクリックしただけで「Home」から「Pro」にあっというまにアップグレードできるとは、世の中進歩したものである。しかも認証不具合の原因がすぐに分かり、結果その問題は解決した。

繰り返すが、やはり一度Windows10にアップデートしたマシンに、Windows10をクリーンインストールするときにはプロダクトキーの入力は不要だ。

正確に言うと、認証はマシンに紐づけされた情報としてMicrosoftに送信されるため、ネットで認証が行われる限り同じマシンに何度クリーンインストールしても、作業者がプロダクトキーを意識しなくてもよいということになる。