モスル奪還作戦、イラク軍慎重に部隊を進めている模様
奪還作戦が開始されたのは先月(2016年10月)の17日。
ようやく市の東側の地区に進撃したようだ。ここまでに15日も掛けている。
道路に即席爆発装置が仕掛けられているためゆっくり進んでいると言われている。
一部の部隊は敵勢力からの攻撃を受けたようだが、本隊の進出に今のところ影響はないようだ。
問題は2つある。残された住民の扱いをどうするか?
それと複数の対IS部隊の統率をどうするかだ。
「…… 作戦に加わるであろう、いろいろな勢力というのは、イラクの政府軍や警察だけではなくて、クルド勢力・クルド人の部隊であったり、あるいは今後、地元の民兵や、あるいはイラク政府にくみするシーア派の民兵というものが参加してくるということが予想されます。 ここに外国部隊、有志連合やトルコ軍といったものが関わってくるわけなんですが…… 極端な言い方をすると、イラク側の政治環境というのは2014年にモスルを奪われてしまった時と同様に混乱して、足並みが揃っていないということです。」
これが今後の作戦移動影響するか、注目したい。