型式不明の北弾道ミサイル、SLBM改良品だった事が判明およびコールドランチ技術
今回のミサイルは、去年8月に発射したSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの射程を延ばして地上配備型に改良した新しい中距離弾道ミサイルで、大出力の固体燃料エンジンを搭載しているということです。
そうなると北極星1号の改良型ということになるが、個人的にはロシアのR-29の地上型改良品だと思う。
それよりも驚いたのはあっさりとコールドランチしていたことだ。
これは去年公開されたムスダンと思われるミサイル。発射直後から激しい炎が上がっているのがわかる。
これが今回公開されたミサイルの発射直後の状態。
明らかにムスダン(と思われるもの)と違う。
実際は発射直後に小さな炎が見えるが、その後に噴射される本格的な推進のための炎と比べ物にならない。
この「コールドランチ」技術。それほどすごいものではない。ただこういう細かい技術までコピーできるようになってきたことは見逃せない。