大きな世代交代のうねりの中にいる

たけしさんは「勝てねーな。アニメに。(昨年は)アニメで当たったのが、結構あって、圧倒的に差をつけられてたなって。我々含めて、役者も監督もちょっと考え直さないといけない」と話した。

ビートたけし:劇場版アニメ隆盛に危機感 相次ぐヒットに「圧倒的に差をつけられた」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

考えてもおそらく彼らには答えが出せない。

芸術性が高いと言われていた監督も、引退ばかりしているアニメ監督も、妬み芸に(これはこれで興味深いし、これからも頑張って欲しい)走ってしまっているロボットアニメ監督も。

彼らには一つの共通点がある。それは一番光った時期が1970年代後半から1980年代全般であるということ。

つまりこの世代の感性がもはや通用しないし受けなくなってきている。

これは「才能が失くなった」と言うよりは「感性」の変化の時期に来ているのではないか。

一般大衆受けするものが変貌してきているのだ。