ピアノを弾くときに「椅子」は大事だよという話

CTK-3500をちまちま弾いてるんですが、どうも手の形というか腕の形が変なんですよ。

肘がだらんと下がっているし、おまけに指がうまくうごかない。姿勢もうまく保持できない。

これは単に技術がないだけだと思っていたんですね。

でもどうもおかしい(今考えると椅子が低すぎた)。

で、これとは全く無関係に「ピアノ専用の椅子」を購入することにしたんですよ。

というのも、これまでCTK-3500を弾くのにパソコン用の椅子を使ってたんですね。おんなじ「椅子」だからCTK-3500と共用でもいいだろうと。

すでに室内にはCTK-3500が鎮座しているし場所をとっている。この上また椅子を配置するとなるとますます部屋が狭くなる。

でも、同じ室内だからといっても毎回CTK-3500の前に移動するたびに椅子をガラガラと移動しているのもめんどくさくなってきた。

それでせっかくだから椅子を購入することに。

ITOMASA/イトマサ ピアノイス AS 高低自在椅子

こちらの製品。

昨日届いたので、さっそく組み立て……

お、重い……

一応「木製」という触れ込みなのだが、半分正しくて半分違う。

座席部分と椅子の高さ調整機能の部分が鉄製であり、そこから伸びる4本の足だけが「木製」である。

だからちょっと重い。ただそれだけに頑丈にできていて安定感がある。

あと、この座席部分と足を組み立てるときボルトを締める必要があるのだが、付属の小型レンチで作業しにくい。

さて、さっそく座って高さを調整しようと思ったら……

(あれ? 高さ調整用のノブが動かない……)

どうやら座ったままでは体重がかかり、その重さでノブは回らない模様。

そのため立って調整して座り、合わなければまた立って調整する。

こうやって鍵盤とひじの高さがほぼ平行になるような高さにする。

するとどうだろうか、非常に腕が楽になった。おまけに手の形の自然に弧を描くようになった。小指も変な形になっていたのだが、それも解消された。

そして手の動きは非常にスムーズになった。

椅子すごい。