真夜中のGoogle Fiからのメール

BESTBUYで「Google - Fi SIM Card Kit」を購入するための手はずを済ませて就寝。

午前2時15分。スマートフォンからメールの到達の通知音が流れた。ここのところアメリカからの品物を購入しているので、枕元に置いているのだ。

眠りが浅かったわたしは、すぐ目覚めて確認した。

タイトルは「Your order has shipped(あなたの注文の品物は出荷されました)」

これまで見たことのないタイトルである。

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「喜んでください! 大きなニュースです、あなたの注文の品を出荷し、支払いについて処理しました」

……

(いったい何のことだ?)

ぼんやりと考えながら、メールを下にスクロールする。

 

これも見たことが無いステータスだな。いつもは「Ordered」で止まってそのあとはこうなるのが恒例であったからだ。

必殺「Order has been canceled(キャンセルしました)」

何度泣かされたことか……

この画面を見たのは一度や二度ではない。

まずい、このままだとベストバイの注文とダブってしまう。あわててベストバイのほうをキャンセルしようとしたが、その方法がわからない。

もういいや、朝になってからにしよう……

そしてもう一度眠ることにした。

朝、Google Fiのサイトで確認するとやはりGoogle Fi SIMは発送されたようである。

念のため、発送業者であるFedExのトラッキングを確認すると、当該品は受け付けられている。

朝見たときは、まだCAROLだったのが、シカゴに着いてる。

BESTBUYのほうについては、メールで連絡し発送前であればキャンセルできるようなので、様子見である。

それにしても一体どうしたことだろうか? いままで頑なに配送を拒んできたのに。変節ともいえる状況に直面し、いまだに信じられない。

そして意外なことに、Google Fiのアカウントとして認められたのは、わたしが日本で常日頃使っているものであった。

加えて注文した記憶がない。

というのも、普段使いのアカウントで認められなかったので、いろいろ試してみて日本のアカウントでは注文をするのは最近していなかったのだ。

もちろん、いろいろ試しているうちに忘れているものもあるのだろうけど不思議だ。あまりにもかわいそうなので救済してくれたのだろうか?

一番可能性が高いのは「2019年2月12日付でGoogle Fiのポリシーが変わった」のではないかというもの。想像でしかないが。この日からベストバイで店頭及びネットでGoogle Fi SIMが買えるようになった。

そのほかの可能性があるものとして、Google関連の支払いを設定する「Google pay」において日本のプロファイルに加えてアメリカのプロファイルを作ったことがあげられる。なぜそうしたかはわからないが、アメリカのGoogleへの支払いはこれでないとだめだとどこかで読んだのかもしれない。

この支払プロファイルは、今のところ国ごとに分かれていて、越境して支払うということはできないようだ。日本のGoogleには日本国のプロファイル、アメリカのGoogleにはアメリカのプロファイルという具合。なのでわたしの場合は日本のもののほかにアメリカのものを作成しなければならなかった。実際、Google Fiの支払いについてのプロファイルはアメリカのものに紐づけられている。

ここで面白いのは、アメリカの支払いだからといってクレジットカードがアメリカのものだけしか認められないというわけではないこと。アメリカのプロファイルにJCBを設定できている。ほかの方法にペイパルも選べるのだが、日本のアカウントだとだめであった。

また、プロファイルは2つあるがそれぞれわたしが日本で使っているアカウントに集約されている。1つのアカウントに2つのプロファイルということだ。

話は代わるが、実はGoogle Fiの事業所(?)の所在地はカリフォルニアにあるのだが、なぜか配送元はイリノイである。アメリカが大きいのとおそらく休日は配送しないのが理由で到着予定は来週の火曜日である。

もどかしい。

だが、到着してから出ないと本当に使えるのかどうか、まだわからない。