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日常から離れた設定のドラマやアニメの面白さがわからない

わたしは「世界観が現実から離れた設定」の映画やアニメの面白さが理解できない。

だから「スターウォーズ」も「エヴァンゲリオン」も「ガンダム」もその面白さが理解できない。

もちろんそれが「面白い」という意見を否定しない。

わたしには合わないのだろう。残念なことだと思う。

ただその中で例外がある。

プリズナーNo.6(原題:The Prisoner) 」である。

このドラマは現実と虚構のギリギリのラインを行き来する内容である。主演のパトリック・マクグーハンは製作総指揮・監督・脚本も兼ねる。

パトリック・マクグーハン演じるイギリス諜報員は、突然拉致され「村」と呼ばれるところにほぼ監禁されてしまう。

村は「いわくありげ」な人たちが大勢いる。では環境はひどいのかというとそうではない。

住居はきれいで快適であり、食事もきちんとしたものが出てくる。村の住居は整然としており、きちんと区画整理されている。海(?)に面していて眺めもよい。そこがこのドラマの面白いところだ。監禁されてはいるが生活するには不自由しない。

諜報員は、以後「No.6」と呼ばれ、自身に関わる「ある情報」を聞き出そうとする「No.2」と心理戦を繰り広げることとなる。

諜報員は「No.6」と呼ばれることを拒否し、「ある情報」について決して口を割らず、村から出ようとするが…… というのが大筋である。

なにが面白いの? と聞かれると答えに窮するのであるが、やはり村を出ようとするNo.6の挫けない挑戦が、わたしを惹きつけるポイントではないかと思う。

わたしが一番好きなのは、第7話「皮肉な帰還」である。

最後の最後で「これはもしかして……」と思わせておいて「あぁ~」となる。安心というか落胆というか何とも言えない後味の話である。

とりあえず興味のある方は、なんの情報もなく本ドラマをまず見てみることをおすすめする。

これから年末年始になることだし、全17話のこの不思議なドラマに浸っていただければ幸いである。