ご安全に!! 自分にあった「KY(危険予知)」を見つけよう。
被災者は、麺類の材料を捏ねるミキサー内にあるうどんのかすを、ミキサーの下にあるホッパーに落とした後、ミキサーの攪拌を停止させないままミキサーの投入口を上向きに戻していたところ、ミキサーに全身を巻き込まれた。
(被災者死亡)
全国展開している大きい会社だと、危険予知を促すためか、はたまた単に会社の都合として労災を減らそうとしているためかわからないが、自社(またグループ内を含む)で発生した労災事故をイラスト入りで通達しているところがある。
ただし、それはよほどの大手に限られていて、中小の業者ではそもそも自分の事業所内で労災の発生はなんとなくわかってもその詳細は不明で、噂でなんとなく聞くぐらいしかできない。
だがそれでは自分の身を労災から守ることはできない。
ぜひ厚労省が公開している上記の「労働災害事例」を参考にして、労災予防に努めてもらいたい。
労災は「自分」にとっても「家族」にとっても「会社」にとっても大きな痛手なのである。