公共放送ラジオ番組「パワーボイスA」早くも失速
第2回をながら聞きしていたのだが、最後の最後になって「ぎょっ」とした。
この番組のサイトには「いいねボタン」のような、クリックしただけ金額が上がるという不思議な仕組みがある。
一クリック一円で、一人何度でもクリックできる。
先週は確か15万ぐらい行ったと思う。
さて第2回はどのぐらいだったか。
なんと6万である。
1回目の半分に満たない。
これは明らかに、1回目で多くの聴取者が番組を「切った」という証拠である。
残念ながら「つまらない」番組と思われてしまったようだ。
全国区のアニメ番組として期待が大きすぎたのだろうか?
にしても、腐っても「ゴールデンタイム」であろう。あまりにもひどい結果である。
わたしが考えるに原因は二つ。
まず番組の「中身」がなさすぎる。
プロ声優を集めて(といっても二人だけだが)おいて「早口言葉コーナー」とはあまりにも、短絡すぎないか?
そして番組の「情報」がなさすぎる。
古い話で恐縮だが、1980年代前半のラジオアニメ番組では「テレビアニメの新作の情報」とか、「アニメ映画の情報」とか、「声優さんの活動の情報」とか、「声優さんの考えた面白いコーナー」などがあったような気がする。
本放送ではそれらが皆無である。いったい何がしたい番組なのかがわからないのだ。
いっそのこと「アイマスのラジオ」として、制作したほうがよかったのではないか。
ただこれは「公共放送」としての制限からすると無理もないかもしれない。下手すると「民放アニメ番組のCM」になりかねないからだ。
それでも第1回であれほど「アイマス、アイマス」と連呼していたのだから、無理ではないはずだ。
早めにテコ入れをしないと、打ち切りの危機である。
声優さんは悪くないので、誠に残念である。