イランに渡航する予定のある方はご注意ください

6月13日,テヘランにおいてサッカーワールドカップアジア最終予選「日本代表対イラク代表戦」が行われます。6月7日にテヘランにおいて,ISILによるとされるテロ事件が発生し,更なる攻撃の呼びかけがあったことから,十分な注意が必要です。 

イラン:サッカーワールドカップ・アジア最終予選に関する注意喚起-海外安全ホームページ: スポット情報詳細

1 6月7日午前10時半頃(現地時間),首都テヘランの議会事務所建物,及びイマーム・ホメイニ廟内で銃撃・自爆事件が発生しました。同日,イラン内務省は,これら2つの事件において12名が死亡,42名が負傷したと発表しました。

2 本件についてはISILが犯行声明を発出し,イランにおける更なる攻撃を呼びかけています。また,5月27日から6月27日頃はイスラム教のラマダン・イード期間でもあり,引き続きイランにおけるテロの発生が懸念されます。 

イラン:テヘランにおけるテロ事件の発生に伴う注意喚起-海外安全ホームページ: スポット情報詳細

そもそもテヘラン自体、外務省は「レベル1:十分注意してください。」に指定しています。

またイラン南部は「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」と「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に指定されています。

さらにイランの西部に隣接するイラクは「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」と「レベル4:退避してください。 渡航は止めてください。(退避勧告)」に指定されています。東部のアフガニスタンは全土が「レベル4:退避してください。 渡航は止めてください。(退避勧告)」に指定されています。

ということは、緊急事態の際は陸路退避の方向は北西のトルコしかなくなる。

北東にはトルクメニスタンがあるが、やはり「レベル1:十分注意してください。」に指定されていて安全ではない。

脱出路が極めて限定されているということを認識して出かけてください。

ソ連はどうやってMiG-15のエンジンを作り出したか

設計者のミコヤンは遠心圧縮式ターボジェットエンジンであるロールス・ロイス ニーン2のサンプルをイギリスのロールスロイスから入手した。 

MiG-15 (航空機) - Wikipedia

のちのちこれが朝鮮戦争で大変なことになるのだが、それはさておきなぜソ連はイギリスからエンジンを入手できたのだろうか?

この時、ミコヤンがイギリスのロールスロイス社に招かれた時、ビリヤードの勝負に勝った褒美として購入許可を得た 

嘘のようなホントの話である。

で、エンジンのタービンをソ連は作れなくて、その素材すらわからなかった。で、どうしたか?

タービンブレードの素材は切削くずを靴底に吸着させるやり方で入手していた 

なんとロールスロイスを見学したソ連関係者の靴底に細工して、靴底にタービンの切子をくっつけさせて自国で分析させたという、なんというか破天荒なやり方ですなぁ……

アフガニスタン出身の女性パイロットの飛行機、長距離飛行開始…… と思ったら……

 本日(2017年5月28日)カナダのハリファックス・ロバート・L・スタンフィールド国際空港から、ポルトガル領内アゾレス諸島にあるサンタマリア空港に向かって発進した。約10時間の長時間フライトである。

ところが……

あれ? 引き返している。トラブルか?

ところで彼女の愛機の機種がわからなかったのだが今日判明した。

ビーチクラフト ボナンザ - Wikipedia

これの「モデルA36後期型」である。

【北】新対空システム構築?

実験結果に満足した様子を見せた金委員長は「絶対的航空優勢と圧倒的な兵器を誇って空を制するという敵の途方もない夢を完全に打ち砕くため(このシステムを)量産して、森をはじめ全土に配備すべきだ」と述べたと、KCNAは伝えた。 

全土って…… 対空砲じゃなくて対空ミサイルなんでしょ? 短近距離のミサイルでは今更話題にもならないし「システム」とは呼ばないはずなので、おそらくこれは中長距離高高度用ミサイルのことを指していると思われる。

ただそれだと30kmから60kmあたりまで射程があると考えられるので、それほど配備しなくても国土を守れるような気もするが……

1960年代の米陸軍ヘリパイロット養成ドキュメント

1960年代といえば、米がベトナムに介入しだしたときである。

ベトナム戦争では米軍は大量のヘリコプターを投入した。

となると「ヘリパイロット」も大量に必要になるわけで、本動画はそのパイロット養成のドキュメンタリーである。

ベル47から始まってUH-1にいたるまでの訓練課程をかなりざっくりと表現している。

ベトナム戦においてはヘリは、補給、偵察、救護に加えて兵員の空輸に用いられた。

敵はジャングルを駆使してゲリラ戦を仕掛けてくる。

トンネルを張り巡らせているため、爆撃も効果がない。しかも作戦地域は木が生い茂る山あり谷ありの場所でありトラックや装甲車で移動することが困難である。

「もしかして対ゲリラ戦にヘリコプターを使ってチャチャっと兵員を送り込めば楽勝じゃね?」と考えたかどうかはわからないが、とにかく軍が目を付けたのがヘリである。そして生まれたのが「空中機動歩兵」という概念。

それにうってつけだったのがヘリコプターというわけだ。これがよかったのか悪かったのか……

確かにヘリを使えば、敵出現地点に自兵力を比較的短時間で大量に投入できる。

ところがゲリラ戦というのは思ったより厄介で、いくらヘリを駆使しても撃退できないことが次第に明らかになってきた。

しかも、ヘリというのはまだ脆弱な存在であり敵の対空砲火で撃墜されることも多くなった。

結局、当時の最新装備であるヘリを使ってもゲリラを制圧することはとうとうできなかったのである。

かくして大量に投入されたヘリは、最後にはベトナムから避難する米国民の輸送に使用されたあと、着陸した艦船から海に捨てられることになる。

墜落の陸自機、FDRは不具合のため前日に取り外していた

自衛隊によりますと、この飛行機では、機体の飛行記録を残すフライトレコーダーが前日の14日、不具合のため取り外されていて、自衛隊はまだ回収されていない、操縦室内のやり取りを録音したボイスレコーダーの発見を急ぐなど、墜落原因の究明にあたることにしています。 

自衛隊機墜落 ボイスレコーダー発見急ぎ事故原因究明へ | NHKニュース

今日、CVRが見つかったらしいんだけど、なんでFDRは無視してんの? と思ってたら取り外してたのね。

メーデー!」的にはよくありがちな残念な展開である。