Google pixel 3、カメラの衝撃

「最近のスマートフォンのカメラってどんな感じなの?」と思って色々調べたら、上記の記事にたどり着いた。

スマートフォンカメラの究極の新境地とでもいうべきか、物理を技術でねじ伏せるというか、すごい時代になったものである。

これはあまり適切な表現ではないと思うがアナログでもデジタルでも、写真というものと夜景というものは相性が悪かった。

目で見えるものというのは「光がその対象物にあたって反射した色」で判別できている。なので光が無いこと(あるいは暗い場合)には写真はお手上げである。

夜景をきれいに撮るにはどうするか。フィルムの感度を上げるか、カメラを固定し長時間露光による撮影を行うかいずれかの方法でするしかなかった。

フィルムの感度を上げるとそれほど目立たないにしても画像は荒くなるし、長時間露光ではぶれる確率が高くなるし、第一手軽に撮影ができない。

そんな中で一つの答えを出したのがGoogleのPixelカメラチームである。

この技術(と一言で言っていいのかわからないが)の肝は、デバイスに依拠していないということだ。

これまでだと「こんなすごいレンズを使ってますよ」とか「ダブルレンズですよ」というアプローチでカメラの性能が決められていたのが、ソフトで何とかできると言うところまで引き上げた。事実Pixel3はシングルカメラであるし、Pixel2においても、使用できると言う。