ジラード事件から30年、射殺についての誤解
ジラード事件(ジラードじけん)は、1957年(昭和32年)1月30日、群馬県群馬郡相馬村(現・榛東村)で在日米軍兵士・ウィリアム・S・ジラードが日本人主婦を射殺した事件である。
この事件については、なんとなく覚えていて(このとき生きていたという意味ではなくて、事件を知っているという意味)「米兵がライフルで主婦を撃って死亡させた」というぐらいしか認識していなかった。
端的に表現すればある意味間違いではないのだが、詳細に調べてみると興味深いことが分かった。
上記の記事からライフルの使用状況を見てみよう。
薬莢を拾う事を目的に演習地内へ立ち入った日本人主婦……に対して、主婦の背後から……ジラード三等特技兵……がM1ライフル装着グレネードランチャーで空薬莢を発射し、主婦が即死する事件が発生した。
「M1に装着されたグレネードランチャーで空薬莢を発射」とはいったい、どういうことなのだろうか?
これを知るためにはM1に装着されている「M7グレネードランチャー」について知らなくてはいけない。
M7グレネードランチャー……は、M1ガーランド小銃用に開発された22mm ソケット型小銃擲弾発射器である。第二次世界大戦や朝鮮戦争で広く使われた。制式名称はRifle Grenade Launcher, M7(M7小銃擲弾発射器)。
この記事で写真があるのだが少しわかりにくいので別の写真を用意した。
右下にあるのがランチャーというか「アダプタ」である。
このアダプタをM1の銃口に装着し下図のように擲弾をはめ込むのが通常の使用法である。
そしてM1の薬室に「空砲(.30-06スプリングフィールド弾)」を装填し、その空砲を着発させることによって発生するガス圧で、擲弾を打ち出す。
この事件のとき、米軍兵士はこのアダプターがついた状態のM1を携帯しており、それに空砲を装填していた。
米軍兵士には「演習に使用していた機関銃及びその周辺にある装備の警備」という任務が与えられていたのであるが、当時米軍兵士が演習を行っていた演習地(相馬が原演習場)においては、演習に使用された弾薬の空薬莢目当てに民間人が侵入することが日常的にみられていた。空薬莢を集めてそれを金属加工業者等に売ればお金になるのだ。
米軍は、これらの民間人に警告を与え退去させる目的で、グレネードランチャーアダプタを付けたM1のアダプタ内に「(.30-06スプリングフィールド弾)空薬莢」を詰めて、M1の薬室に「空砲(.30-06スプリングフィールド弾)」を装填、発砲していた。このようにして放出される薬莢は大きな音を立てて飛翔するので警告になるようであった。
めんどくさいので、上記の状態を「A」と表現する。
このようなライフルの使用が公式に認められていたのかどうかまでは分からないが、少なくても事件の米軍兵士の周りではよく見られていた。
それにしても退去や警告が目的とはいえいきなり発砲はどうかと思うが、それはともかく事件に戻ろう。
事件当時、米軍兵士の動機は不明であるが「A」の状態のM1を用いて、二人の民間人に2回発砲した。
空薬莢は自動装填されるわけでないから、もう一度アダプタ内に空薬莢をアダプタ銃口から挿入して、再度発砲したことになる。
この2度目の発砲によって放出された空薬莢が女性の腹部に命中。女性は死亡した。
だからこの事件は「ライフルで女性を射殺」というのは、正しくて間違いということになる。
「うつヌケ」はとにかく最後の「第20話・総まとめ」まで読んでみよう
この「第20話 総まとめ」には、うつと仕事の関係、自分を肯定するとはどういうことか、が簡潔にしかもわかりやすくまとめられています。
「仕事とどう向き合えばわからない……」「自分はみじめで何もできないから肯定なんかとてもできない……」
その答えがはっきりと、この「第20話 総まとめ」に書かれています。
「この本に書かれている人は何かしら成功しているから「うつヌケ」出来たんだろう!!」
……と思う気持ちはわかりますが、その成功または何らかの物事の達成という度合いと言うのは「小さいもの」であってもいいんですよ。
うつになる人って(わたしも含めて)結局頑固なんですよね。他の人から「あなたには価値があるんだ」と言われても「自分はこうなんだ!!」と思ったらそれを信じない。
でも、少し立ち止まってその言葉に耳を傾けてみてもいいんじゃないでしょうか? 別に減るもんじゃないし。
これは私の勝手な考えなんですけど、筋肉っていうのは鍛えれば鍛えるほど強くなるんですよね。思考パターンというのもそれと似ていて「自分の評価→ダメな自分」という流れの考え方を繰り返していると、そのシナプスがだんだん強固になって「自分の評価→ダメな自分」という思考の変遷のスピードが速くなるんですよ。
で、それの逆をやればいいんじゃないかと思うんです。つまり「自分の評価→ダメな自分…… じゃなくて、結構いけてるんじゃないか?」と思うように、無理に思考パターンを向けていくんですよ。
そうなると時間はかかっても「自分の評価→意外とよくやっている」という考え方になるんじゃないでしょうか?
「うつヌケ」は、読むタイミングを選ぶ
実はAmazonでの評価は割れている。
だから購入するかどうか迷ったが、休みに入ることもあり軽い気持ちで読むことにした。
読んでみて分かった。これは読む人の「タイミングを選ぶ」本であると。
この本のタイトルにある通り「うつヌケ」とあるわけであるから、うつ状態を脱するかその直前の状態の人に向けられたものである。
決して「最悪のうつ状態」の人が読んで、それが改善するために書かれたものではない。それはこの本を読み込むとよく理解できる。
この本が最適なのは「うつ状態が長く続き、いくらか良い方向に安定してきた」人が読むことだ。
その人に対して「どういう見方が『うつヌケ』に役立つか」という「手助け」をする本なのである。
これを「精神科医が書いた治療本」であるとしてみてしまうと、その内容を見誤ってしまうだろう。
多くの人のインタビュー(精神科医を含む)による「体験本」であるため、自分に合う「うつヌケ」に役立つ情報があるかもしれない。
わたしとしては、「客観的に物事を見る」というところが役立った。うつ状態になるとどうしても「主観的に物事を悪く見て」しまう癖がついてしまう。
おそらくわたしにとっては「その癖を脱することによって」うつ状態が快方に向かうものとなるのではないだろうか?
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はっきり言って、「らき☆すた」はどんなセリフを言っているのかわからないものが多すぎる。小さく「つぶやく」という場面が多いからだ。
下は、第一話の初頭の部分。
かがみが何と言っているか皆目わからなかったが、字幕ではっきりした。
「超ばっぼーい」である。
日本語と英語が混じっているもので一聴しただけではわかるはずもない。
ちなみに英語字幕だとこうなる。
新聞の見出しについて翻訳。
''Confined for Two Months 'I wanted to enslave..'''
セリフは……
A mega bad boy!
である。
音声も「英語」に切り替えることができる。
声優さんも本家と似ている人が当てているようだ。登場人物がみな英語をしゃべっているのだが、意外と違和感がない。というか面白い。
英語勉強も兼ねるなら「Blu-ray box」できまりだろう。
【北ミサイル】二度の失敗は、わざと「失敗」したことの証拠
それしか考えられません。