それでもやっぱり作られない「過労死ドラマ」
世の中には反骨の精神の方がいらっしゃって、これまでは結構反権力、反資産家、反軍事ドラマっていうのが作られてきたと思う。
もちろんそれが全ていいってわけじゃない。思想的に? というのももちろんある。
それでも何か大きいものに歯向かいたいという、その意気は買いたい。
しかるに現在はどうだろうか。長いものにまかれろ、言わぬが花、とばかりに「過労死」を取り扱うドラマや映画がない。
たしかに、これはお金にならない。スポンサーがつかないし映画会社自体がやりたがらないだろう。
しかしそれでは「社会派」と言うものがこれから制作されないということにはならないか。
公共放送あたりがやってもいいんじゃないだろうか? 経済災害やパンデミックまでやったんだから、過労死ドラマがあってもいいんじゃないか?