2万円のドローンをパトリオットで迎撃?
当然、1発300万ドル(約3億円)とも言われるパトリオットミサイルを使うのは経済的には妥当とはいえないもので、パーキンス司令官は「私が敵なら、eBayで300ドルのクアッドコプターを買えば、それだけでパトリオットミサイルを浪費させられると考えます」と指摘。わざわざ高価なパトリオットミサイルを使わなくてもいいように、大規模な地対空ミサイル防衛網を整備すべきだと主張しました。
これってどうなんだろう? 時期も状況もわからない。
元記事によるとパトリオットを発射したのは「非常に緊密な同盟国」だそうだが、どこなんだろうか?
少なくても我が国ではないし、お隣の国でもない。
小さな国土であれば発射が明らかになってしまうので、広大な領土を持つ国だろう。
そして「発射しなければならないような緊迫した状況にある国」と言うのは限られる。中東方面か?
あと発射した国の名誉のために言っておきたいが、パトリオットは近距離を含む限られた地域の防空を担うシステムである。
従来は近距離の防空は対空砲(機関砲)が担当していたが、パトリオットはそれを包含する。
そのため本家アメリカ(空軍)では「対空砲」というものが基本廃止されている。
「空軍基地に近づいてきた識別不明飛行物体を撃墜するものといえばパトリオットしかない」という具合である。