15歳以上から開設可能。ソニー銀行、キャッシュカード到着まで5日。

ソニー銀行の特徴は3つあります。

1.ネット上だけで口座開設手続き完了。

2.Visaデビットカードがついており、ネットや実店舗で決済可。

3.15歳以上であれば親権者の同意なしでも大丈夫。

「ネットで買い物してみたい」あるいはわたしが一押しの個人間送金アプリkyashの送金元となる「国際ブランドデビットカードが欲しい」などと考えている中学生、高校生に非常におすすめです。ゆうちょ銀行は親権者の許可があれば未成年でも口座を開設できますが、店頭に行かなければなりません。ソニー銀行はそのどちらも、つまり親権者の同意も、店頭に行くことも必要ありません。学生こそソニー銀行に口座を開設すべきでしょう。

それでは口座開設のポイントと、どれほどの期間で完了するのか説明します。

わたしの場合の経験としてお話しますが、もちろんこれより遅くなることはありますのでご了承ください。

月曜日の夜(午後6時ごろ)にネットで登録しました。

ソニー銀行のトップページの左上に「口座開設」のボタンがありますので、それをクリックしてください。そして表示される説明に従って必要事項を記入してください。

ここでは本人確認の書類のアップロードは必要ありませんので、手早くすますことができます。

ただし6桁の「ログインパスワード」と「4桁のキャッシュカード」および「4桁のVisaデビットカード」の「暗証番号」を決める必要がありますので、事前に決めておいてください。なお、クレジットカードの暗証番号とデビットカードの暗証番号は同じでも登録できますがセキュリティ上はおすすめできません。

余談ですが暗証番号について。どの銀行でも変わりませんが、暗証番号等が連続したもの(1234)、同一のもの(1111)、生年月日や電話番号と同一なもの、例えば電話番号が110-1188だったら1188とか、生まれた年が西暦2013年11月22日だったら2013とか1122などは受け付けられません。それ以外の自分が覚えやすいと思われる番号を決めておきましょう。

そしてこれが大切なのですが、これらの暗証番号は最終的な口座開設手続きに必要なので、スマートフォンでもメモ帳でも何でもよいので必ず記録しておいてください。これを忘れてしまうと、せっかくクレジットカードが届いても使えなくなってしまいます。

そして土曜日の昼頃ネコポスでトークン到着、午後3時頃に家のポストに「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」が配達されました。

これはキャッシュカードの到着を予告するものです。その際に本人確認が必要なので送付されます。これを開封し追跡番号を確認。ネット上で日本郵便のサイトから配達日および時間を指定します。もし保管郵便局が家の近くにあるならば、そこへ行って受け取ることが可能です。どちらでも自由に選ぶことができます。

わたしは配達してもらうことにしました。

ネット上で本日(土曜日)夜の19時から21時までを指定。実際に配達に来たのが午後8時ごろでした。配達員の方がわたしの身分証明書を確認して、受け取りにサインし終了です。無事キャッシュカードを受領しました。

わたしの場合は運転免許証でしたが、未成年の学生の場合保険証(カード型)で可能です。ソニー銀行にはそれで大丈夫であるとの確認を取りました。

つついてネット上でソニー銀行への口座開設の最終的な設定を行います。必要なのはデジタルの6桁表示を行うトークンとキャッシュカードです。そして設定しなければならないものが5桁の取引暗証番号です。ネットで作業する前にこの「自分だけが知っていて覚えやすい5桁の番号」を決めておきましょう。

ソニー銀行のトップページの左上の口座開設のボタンの右に「ログイン」ボタンがありますので、そこをクリックしてください。

最初に入力する必要があるのがキャッシュカードの表面にある次の2つと、最初に口座開設のために設定した「ログインパスワード」です。忘れているなら書いておいたスマートフォンかメモを目の前に置いておきましょう。

つまり順番としては……

1.店番号

2.口座番号

3.ログインパスワード

となります。

これが終わるればページ下にある「ログイン」ボタンをクリックしてください。次のページに移ります。このページは最初の登録だけ出てきます。

次に5桁の取り引き暗証番号を設定入力します。これはここで設定するもので最初の口座開設の設定のときとは違いますので勘違いしないでください。新しい「あなたの考えた」5桁の暗証番号を入力し設定します。そしてこれも記録しておいてください。

続いてキャッシュカードの裏面の情報の入力になります。

キャッシュカード裏面にある「製造番号」の最後から2桁目と最初から2桁目の数字を入力するものです。

最後に、先に受け取ったトークンの情報を入力します。

トークンを裏返すと10桁の個別番号があります。これを入力します。そして表面を見て左のボタンを押して6桁の数字(これをワンタイムパスワードと言います)を表示させてください。その6桁の数字を入力してください。

このトークンは今後のソニー銀行で行う様々な取引に必要となりますので紛失しないよう注意してください。紛失してしまったときはソニー銀行に連絡して新しいものを送ってもらうようにしましょう。その場合はお金が取られます。ただし電池の自然消耗によるものは無料で受け取ることができます。

これで最終的な設定が完了しました。

お疲れさまでした。

次の日になるとソニー銀行から「あなたがキャッシュカードを受け取り、設定が完了したことを確認しましたよ」メールが届きます。

これでソニー銀行とVisaデビットカードを利用できます。

さらなる特徴としてソニー銀行以外の銀行への振り込みが2回無料です。

Sonybankウォレット Visaデビットカードは基本0.5%キャッシュバックですが、PlayStationNetworkPlayStationStoreの利用の際は2%です。

最後にVisaデビット5回以上の利用で「もれなく」1000円プレゼントされます。5回このカードのVisaデビットカード支払いをすれば誰でも(当然このカードを持っている人限定ですが)1000円もらえるとは太っ腹です。